kuu's travel diary

会社を辞めオーストラリアへのワーホリを決意。実際に行ってみて感じたこと、役に立つ情報などを発信していきます

ワーホリ_大変だったこと

こんにちは、くぅです!

ワーホリでオーストラリア滞在中に遭遇したあるあるな出来事から危機一髪なことまで色々紹介します。

出発前の方はこんな事あるかもと想像しながら、海外滞在中の方はあったあったと思いながらぜひ見ていってください(^_^;)

《目次》

1. シェアハウス探しは大変

2. 住み始めてからも大変

3. 体調不良は即用心!

4. 海外でまさかの体験!?

 

1. シェアハウス探しは大変

私がメルボルンへ行った当初は、留学会社を通したホームステイ先に1ヶ月間滞在してました

※ ホームステイ詳細は別にまとめておりますので、気になる方はそちらをご覧ください。

シェアハウス探しはまず情報収集から始まります

一昔前は留学会社の壁とかに紙で張り出されたりしてたそうなんですが、今やネットの時代です

留学会社に行ってシェアハウスを探してますと尋ねても、ネットで調べてねの一言で終わりました…サポート代って何なんだろう(・∀・)

ま、確かに家の情報はネットでいくらでも手に入ります

たとえば、

・Go豪メルボルン

 日本語で書かれている物件情報が多いので、英語が不安な方はこちらがオススメです

・flatmate.com

 現地で使ってる人が多いです、ただし全て英語、私も何度か使いました

facebook

 melbourne sharehouseとか検索すると出てきます

ネットで情報が手に入るので、ホームステイしたくない方は渡航前にシェアハウスを借りる手続きをすることもできます

ですが、インスペクション(物件の下見)をせずに家を決めることは一切おすすめしません

理由は、ネットに掲載されている写真は人が住む前のものが多くとても綺麗ですが、実際にはシェアメイトがいるはずなので、家の綺麗さやどんなルームメイトかなど注意すべき点がとても多いからです

※ポイント※

ここは確認しよう!

・家賃(レント)&敷金(ボンド)

 →レントに電気代など(ビル)が含まれるか、ボンドは退去時に返却してもらえるか など

・最低滞在期間

→3ヶ月が多いけど、中には半年や1年というところもあり

・家具&家電の使用可否・使用頻度

 →電気代が高いため、冷暖房機や食洗機、オーブンがあっても使用不可の所も多い

 特に洗濯機は、夜中の使用不可や、週2回までなど決められていることがあり

・冷蔵庫の使用可能場所

非常に重要です! 

 外食費が高いオーストラリアでは自炊することが多くなるので、どれくらいのスペースを使えるかしっかり事前確認しましょう

・掃除の役割分担

 掃除をしないシェアメイトも多いので、オーナーが当番表を作成している場合あり

・鍵は個人所有かシェアか

→シェアの場合ルームメイトと連絡を取り合う必要があり非常に不便です

・シェアメイト&ルームメイトはどんな人か

→インスペクションで直接ルームメイトに会える場合もありますが、会えない時はどんな人がいるかオーナーに聞いておきましょう

他にも細々と注意するべき点はありますが、大体この辺りは下見をする時には聞いていた方が後々のトラブルを防げます

 

2. 住み始めてからも大変

入念な下見(インスペクション)でシェアハウスを決めた後も大変なことは続きます

ここからは実際に私があった大変だった経験談になります

その1 : 夜中の0時から料理を始めるシェアメイト

シェアハウスは1つの部屋の中にある寝室を皆で分けて暮らしてます

夜中に始まるクッキングからの騒がしい夕食…声も音楽も丸聞こえです、勘弁してください

その2 : 真夜中にかけるランドリー

みんなで洗濯機をシェアするので、当然順番待ちは発生します

ある夜突然ドンッドンッと壁を蹴られたような音が響き、ルームメイトと共に飛び起きました

海外製の洗濯機の中にはすごくうるさいものがあるんです( ノД`)シクシク……夜中に洗濯機を使用したシェアメイトの部屋は離れていたので、洗濯機の音が気にならなかったそうです…

その3 : 住居者はオーナーにとって人ではない

シェアハウスでは時折オーナーが下見のため新しいシェアメイト候補を家に連れて来たり、壊れた冷蔵庫の補修に来たりします

前触れもなく突然やって来て、部屋を綺麗にしようと、干してた洗濯物(下着含む)を畳まれました

…オーナー:男性、私:女性です。いやー!ってなりました( ノД`)

その4 : ベットバグ発生!

ベットバグと呼ばれるいわゆる南京虫が発生することがあります

発生したのはシェアメイトのベッドでしたが、オーナーの都合がいいタイミングで殺虫剤を撒くため、夜中12時から1時間以上も部屋から締め出され、寒い中マンションのエントランスでひたすら待ちました

その5 : 私の物はみんなの物

シェアハウスで時折起こることといえば、そう!日用品や調味料の無断使用です

風呂場においてたシャンプーの減りが早い、料理をしてるシェアメイトを見てたら違和感なく私の調味料を使ってる(←さては常習犯だな!)、偶に食料そのものがなくなることも…

たとえ食材に名前を書いていても盗られる時があるので、絶対に盗られたくないものは、自分の部屋に保管しておきましょう

(それでも部屋を漁る猛者も中にはいます…)

その6 : 掃除ってメイドがするものでしょ?

とあるシェアハウスに住み始めた頃、最初はなかった掃除当番表が作られるようになったのは、シェアメイトのマレーシア出身の子達に掃除の習慣がなかったからでした

マレーシアでは、掃除はメイドがするのが当たり前だったらしく、掃除の仕方も知らなかったとのこと

国が変われば文化も習慣も変わるもの…とはいえ久しぶりにびっくりした出来事でした(^^;

その7 : カーペットから生まれたのは…

シェアハウスの中には古いマンションを改装したものもありますが、床一面に張られたカーペットは取り替えてないこともしばしばあります

そうなると起こるのはあの虫の問題です…

みなさんは、服を食べる虫がいるのはご存知でしょうか?

たんすにゴンゴンで防虫するあの虫です

あれ、カーペットも食べるんです、同じ繊維ですからね…

とある綺麗なシェアハウスに移った時、そこの唯一の欠点が2・3日に1回発生し続けた蛾でした

引っ越した日に部屋の扉を閉めたら、扉の裏の壁に6匹も蛾がとまっていて無我夢中で駆除しました…

Gじゃないだけマシと思って頑張りましたが、やはり清潔なお家が1番です

 

3. 体調不良は即用心

ワーホリ中、実は用事があって年末に一時帰国しました

冬の日本と言えばインフルエンザに風邪の流行ですよね

…飛行機でしっかりもらって帰りました!

シェアハウスに戻った当初は寒気がしてたので持ってた葛根湯を飲んだのですが、翌朝起きられないほど体調が悪くなり、熱を計ると39.8度!

シェアメイトが作ってくれたおかゆも食べては吐きを繰り返し…4日目にしてようやく熱が下がり始めたものの、全快まで2週間かかりました

皆さん、保険に入っているなら躊躇せず病院へ行きましょう!

 

4. 海外でまさかの体験!?

ちょっと怪しいタイトルですが、このまさかの体験とは、なんと火事です!

メルボルン滞在も半年を過ぎ、これまで住んだ中で最も綺麗で、冷暖房機・オーブンも使える広〜いシェアハウスに引っ越して1ヶ月目のことでした

ある朝の5時40分頃、火災報知器が鳴る音が聞こえ目が覚めました

1週間前にも斜め前のマンションでアラームが鳴り、その朝聞こえた音も小さかったので別のマンションのものだと思って2度寝しようとしたのですが、その時はアラームがなかなか止みませんでした

別の寝室にいたシェアメイトがベランダの窓を開けて確認したところ「なんかちょっと臭くない?」と…その瞬間慌てて飛び起き、ベランダへ行くと誕生日ケーキのロウソクを吹き消した後のような微かな臭いが漂ってました

これはもしかするともしかする?と思い、念のため玄関側のドアを開けたところ真上の火災報知器が鳴ってました!

そこで全員が大慌てになり、火は見えないけど逃げた方がいいのかな?誤作動でなってるんじゃない?でもちょっと臭う…

念のため逃げることにしました

大したことなくすぐに戻ってこれると全員が思ってたため、皆パジャマにスマホ1つだけを持ち非常階段から降りて行きました

ちなみに、私が住んでたのは40階建ての25階です

階段を降りていると21階で非常扉が開き、中から消防士がでてきました

ヤバイ!マジのやつだ!パスポート!とその瞬間思いましたが、部屋に戻るわけにもいかず、そのまま非常階段を降り、マンションを出て外から見てみると、21階から26階までマンションの一部が炎上してました…

私たちの部屋は25階だったのですが、不幸中の幸いで、廊下を挟んだ向かいの部屋のベランダ側が燃えたので、直接的に火で持ち物が燃えることはありませんでした

しかし、パジャマとスマホだけの無一文で海外にいることの不安さといったら尋常じゃなかったです

その後色々あり、お金や最低限の荷物は部屋から持ち出せたものの、最終的にいつ部屋に戻れるか分からないと言われ(放水による被害が大きいため、壁も床も前面剥がされ、コンクリート剥き出しになったため)、シェアハウスを引っ越さざるをえなくなりました

後で聞くと、朝ベランダでタバコを吸った住人がそのまま床にポイ捨てし、それが床に溢れてた洗剤に引火した後、外壁塗装に使われていた塗料に引火し一気に延焼したとのことでした

外壁の塗料はロンドンで大火事の末、多数の死傷者を出した事故と同じ塗料だったらしく、危険性を認識しながらも安いからという理由で使われてたそうです

この火事の時は、本当にパジャマとスマホで無一文、パスポートなしになり不安で目の前が真っ暗になりましたが、市庁舎を緊急避難場所として開放してもらい、緊急時用に寄付されていた服や靴などをいただくことができたこと、ヘルプコールに快く応えてくれた友人達に本当に救われました

ワーホリの1年間という人生に比べれば短い時間の中で、火事に遭遇することはほとんどないとは思いますが、何か起きた時はとりあえず逃げましょう!パスポートなくてもお金なくても命があればなんとかなります!

 

以上、ワーホリで大変だったことでした

この他にも色々と、ほんと色々とありましたが、どんな時でも、とりあえず命とお金と友達いれば何とか乗り越えられます

とはいえ、備えあれば憂いなしですから、こんなこともあるかもと、何かあった時のための参考になればと思います